石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第41回石油・石油化学討論会(山口)
セッションID: 1E02
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水素化・脱水素
担持イリジウム触媒の表面酸化状態とジメチルシクロペンタン水素化開環反応活性の相関性
土居 隼人*神谷 裕一
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抄録
担持イリジウム触媒のイリジウム表面酸化状態をCO昇温酸化法で調べた。担体の種類によらずイリジウム粒子の表面は酸化されていた。しかし、担体によってその程度は異なり、Ir/Al2O3 = Ir/SiO2-Al2O3 < Ir/SiO2 = Ir/TiO2 < Ir/CeO2の順に、より酸化されていた。1,3-ジメチルシクロペンタン水素化開環反応に対する担持イリジウム触媒の活性は用いた担体によって大きく変化し、イリジウム表面の酸化状態が低いほど、すなわち還元されている触媒ほど高い活性を示した。
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© 2011 公益社団法人石油学会
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