石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第62回研究発表会
セッションID: B04
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[一般発表]
コバルト系水性ガスシフト反応用触媒におけるPdとKの担持効果
*田村 桜子山室 佳祐河野 裕人渡部 綾関根 泰
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抄録
水性ガスシフト反応は主にCOの除去および合成ガスのH2/CO比の調整に用いられており、高純度水素製造、燃料電池などに利用されている。本研究室では、安価で高活性な触媒の開発を目的とし、Fe2O3を担体とした触媒の探索を行った結果、Fe2O3にPdとKを担持した触媒が高活性を示し、またK/Pdのmol比=2において最も高い活性を示すことを報告した。今回は、Pd/K/Fe2O3の高活性の原因解明として、他の酸化還元能をもつ酸化物を担体とした触媒を検討したところ最も活性の高かったPd/K/Co3O4についてPd、K担持効果を検討した。
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© 2013 公益社団法人石油学会
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