石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第43回石油・石油化学討論会 (北九州)
セッションID: 2C16
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潤滑油
高粘度基材配合油の転がり-すべり条件下における摩擦低減効果
*田川 一生村木 正芳
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抄録
高粘度基材として分子量約10,000の炭化水素系、エステル系およびポリメタクリレート系を選定し、配合油の粘度を揃え転がりすべり条件下での摩擦特性を評価した。その結果、炭化水素系高粘度基材配合油は低すべりから高すべり率の条件まで動粘度の基油に比較して、摩擦を低減することが確認された。この効果は、高粘度基材が油膜内に流入し、有効粘度を低減することによると考えられる。
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© 2013 公益社団法人石油学会
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