石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第43回石油・石油化学討論会 (北九州)
セッションID: 2C18
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潤滑油
硫黄系添加剤の分子構造が及ぼす潤滑性能への影響(第2報)
*辻本 鉄平八木下 和宏千本木 紀夫髙木 智宏若林 利明
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抄録
今日使用されている潤滑油には、硫黄系化合物が広く適用されている。特に硫化油脂や硫化エステルなどは、潤滑油の添加剤として使用例が多く、これらを用いた潤滑油の研究は古くから多く見られる。しかしながら、硫黄系化合物の化学構造と潤滑油の性能の相関については、硫黄系化合物の詳細分析が困難であることからか、その研究例は多くない。そこで、本研究では硫化オレフィンのアルキル鎖長・硫黄架橋数や、硫化エステルの架橋構造などの分子構造が潤滑性能に及ぼす影響を調査した。
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© 2013 公益社団法人石油学会
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