石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第43回石油・石油化学討論会 (北九州)
セッションID: 2E17
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資源開発
沖縄県における水溶性天然ガス
*加藤 進
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抄録
沖縄本島南部には、島尻層群豊見城層の砂岩層に水溶性天然ガスが存在することが昭和30年代から知られており、一時その開発が試みられたが、不成功に終わった。那覇市およびその周辺で掘削された温泉井の一部は基盤岩まで掘り込んでおり、かなりの量のメタンを伴うことがある。このメタンは炭素同位体組成から熱分解起源ガスと推定され、宮崎県の日南・宮崎ガス田に類似した、基盤岩を貯留層とする新しいタイプの水溶性ガス鉱床が期待される。
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© 2013 公益社団法人石油学会
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