石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第43回石油・石油化学討論会 (北九州)
セッションID: 2B12
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脱硫・脱窒素
ZSM-5担持リン化ロジウム触媒の水素化脱硫特性 -触媒調製温度の影響-
*澤田 紋佳神田 康晴杉岡 正敏上道 芳夫
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抄録
ZSM-5担持リン化ロジウム触媒の脱硫活性を向上させるため、触媒調製温度の最適化について検討した。触媒の塩の分解温度を300 ℃で固定し、焼成温度を200-600 ℃で変化させた。焼成温度400 ℃以上では300 ℃以下の場合よりも低い還元温度でリン化ロジウムが生成した。また、脱硫活性は400 ℃焼成時に最高となり、従来法で調製した触媒よりも高かった。これは従来法に比べて低温還元でリン化ロジウムが生成したためと考えられる。
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© 2013 公益社団法人石油学会
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