石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第46回石油・石油化学討論会(京都大会)
セッションID: 1E08
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脱硫
チタニアコーティングしたメソポーラスシリカを担体とした脱硫触媒の活性
*関 浩幸佐竹 晴香岡本 昌樹古寺 祥太久保田 岳志
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抄録
TiO2コーティングしたメソポーラスシリカ(SBA-15)担体にMoを担持した触媒を用いて、ジベンゾチオフェン(DBT)および4,6ジメチルジベンゾチオフェン(4,6DMDBT)の脱硫反応を行った。コーティングによりDBT脱硫活性は若干減少したが、4,6DMDBT脱硫活性は逆に増加した。この増加は、コーティングにより水素化能が向上したことが原因であることがナフタレン水素化実験の結果から分かった。また、SBA-15の細孔の三次元化は、脱硫活性向上に寄与した。
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© 2016 公益社団法人石油学会
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