石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第60回年会(第66回研究発表会)
セッションID: A09
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[一般発表]
メチル基修飾した窒素置換メソ多孔性シリカの環状カーボネート合成に対する触媒性能の評価
*山﨑 清行茂木 堯彦小倉 賢
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抄録

窒素置換したSBA-15(NSBA-15)は塩基性を示すシリカ材料である。さらに、置換した窒素原子に対してメチル基修飾を施すと、塩基性が向上する。この材料をMeNSBA-15と呼ぶ。MeNSBA-15は塩基触媒として、Knoevenagel縮合に対して触媒作用を示したが、求核材としてMorita-Baylis-Hillman反応も促進した。そこで、二酸化炭素に対する求核反応である環状カーボネート合成において、MeNSBA-15の触媒性能を評価することを目的とした。また、反応基質を様々用いることで、MeNSBA-15の求核性と触媒活性の関連について考察した。

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