石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第60回年会(第66回研究発表会)
セッションID: C07
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[一般発表]
メソポーラスシリカを利用したメタノール合成のためのCuO-ZrO2系触媒の開発
*多田 昌平片桐 彩花清田 景子霜田 直宏里川 重夫
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抄録

メタノールは体積水素密度が高いことや、常温常圧で液体のため貯蔵・輸送に便利なことから水素キャリアとして注目されている。工業的にメタノールは一酸化炭素と二酸化炭素と水素からなる合成ガスから製造されているが、本研究では環境負荷の少ない持続可能なシステムの実現を目指し、水素と二酸化炭素からメタノール合成する。当研究室では市販のCuO-ZnO触媒に比べて優れた性能有するCuO-ZrO2触媒に注目して研究を行なっている。本研究では、CuO-ZrO2触媒のさらなる性能向上に向け、メソポーラスシリカの細孔空間を利用することで、CuO-ZrO2微粒子を調製し、メタノール合成反応へ適用することを目的とした。

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© 2017 公益社団法人石油学会
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