石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第60回年会(第66回研究発表会)
セッションID: A06
会議情報

[受賞講演-論文賞]
酸化チタン薄膜で被覆した酸化カルシウム高活性塩基触媒の合成
*松橋 博美
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

チタンテトライソプロポキシドを酢酸エチル溶液とし、Ca(OH)2と反応させ、773–1073 Kで3 時間分解して、CaO表面を5–20 mol%のTiO2で被覆した。773–973 K で加熱した触媒は、ジアセトンアルコールの逆アルドール反応に高活性を示した。基質に5 wt%の水を加えたところ活性は低下したが、アセトンでの洗浄により回復し、水に対し良好な耐性を持つことが確かめられた。

著者関連情報
© 2017 公益社団法人石油学会
前の記事 次の記事
feedback
Top