主催: 公益社団法人石油学会
会議名: 第49回石油・石油化学討論会(山形大会)
回次: 49
開催地: 山形市
開催日: 2019/10/31 - 2019/11/01
亜鉛によって酸点を修飾したゼオライトとアルミナをバインダーで混錬し焼成することによって複合体触媒を調製し、n-ペンタンの環化脱水素による芳香族生成反応を検討した。Znを加えない場合、転化率が向上したが、芳香族収率が大きく低下した。Znの添加で活性がやや低下したが、芳香族選択性は向上し、ZnZSM-5を75%、Al2O3含有量を10%としたときに芳香族収率が最大となった。ZnZSM-5をそれ以上にしても増加させても芳香族収率は向上しなかった。Al2O3の代わりにカオリンを用いると活性および選択性が低下した。