レーヨン・ガラス繊維混合体の燃焼挙動

佐貫 治夫; 山石 健次; 星野 隆; 細沼 清

doi:10.11419/senshoshi1960.12.300

レーヨン・ガラス繊維混合体の燃焼挙動

佐貫治夫, 山石健次, 星野隆, 細沼清

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ジャーナルフリー

1971 年 12 巻 8 号 p. 300-304

DOI https://doi.org/10.11419/senshoshi1960.12.300

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抄録

レーヨン製品の難燃化の資料を得るための一つの試みとして, レーヨン集合体に不燃性のガラス繊維を種々な割合に混合した場合に燃焼性がどのように変化するかを, ばら繊維を用いて混合作成した試料塊柱の着火後の重量変化と不燃となる限界の含気率とから求めてみた (ただし接炎時間が短い場合) .その結果燃焼を継続する場合でもガラス繊維の混合率にほぼ比例して燃焼速度は低下し, また集合体が途中で消火し延燃しなくなる含気率はガラス繊維のわずかな混合によってもいちじるしく大きくなることが認められた.

責任著者(Corresponding author)

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