繊維製品消費科学
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衣服購入時に及ぼす諸要因の効果 (第3報)
―購入実態と連想品目間の関係―
井手 幸恵磯井 佳子風間 健
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1994 年 35 巻 11 号 p. 634-641

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抄録

本報の目的は, 品目の業態別購入実態と品目の購入を連想する業態との間の関係を明確にすることである.調査対象は, 学生 (女子学生のみ) , その母親および父親である.方法は, 線形回帰分析によった.その結果, 業態別の購入量は品目によらず業態によって決定されること, 調査対象別に業態への連想に相違があること, 業態間の識別意識は父親用が最も大きく母親用が最も小さいこと等が明らかになった.

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© 社団法人 日本繊維製品消費科学会
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