雪氷
Online ISSN : 1883-6267
Print ISSN : 0373-1006
沿道構造物の影響を考慮した路面温度予測モデル
高橋 尚人徳永 A.ロベルト佐藤 隆光石川 信敬
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ジャーナル オープンアクセス

2010 年 72 巻 6 号 p. 377-390

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抄録
冬期路面管理をより適確に行う上で,路面温度予測や路面状態予測は重要な技術である.筆者らは,熱収支法を用い,走行車両の影響を考慮した路面温度モデルの構築に取り組んでいる.当該モデルによる計算結果は路面温度変化の傾向を捉えているが,路面温度を実測より低めに計算する傾向にあった.路面温度が低めに計算されるのは,沿道の構造物の影響を見込んでいないことが原因と考え,当該モデルに沿道構造物による遮蔽と沿道構造物の長波放射を考慮する改良を加えた.更に,観測地点に長波放射計を設置して長波放射量の観測を行い,改良モデルの有効性を検証した.結果,長波放射量の計算値の二乗平均平方根誤差(RMSE)は17.8Wm-2になった.路面温度の推定誤差は,全日で1.9℃,昼間2.4℃,夜間1.3℃となった.改良前と比べ,全日で1.6℃,昼間1.5℃,夜間1.7℃精度が向上した.
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© 2010 公益社団法人 日本雪氷学会
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