東北大学理学部
1987 年 49 巻 2 号 p. 67-73
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積雪粒子の風による流動輸送量や地吹雪発生の予知のために, 積雪面にごく近傍の風速のパラメータ化および地上風速の推定法を示した.積雪面近傍の風速は積雪密度が小さいほど, また, 積雪粒子の大きさが大きいほど強くなる。地吹雪が発生する臨界風速は, 積雪密度と積雪粒子の大きさが小さいほど弱くなる.これは新雪ほど地吹雪が起こりやすいことを意味している.地上風速は地表面粗度と地形パラメータ, および上空の一般風速の大きさで予知することができる.
日本雪氷協会月報
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