東北大学理学部
大和総研
1991 年 53 巻 2 号 p. 115-123
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積雪の総合的な変成過程を気象データからシミュレートする鉛直一次元モデルを開発した.このモデルは,積雪面熱収支と内部熱伝導,液体水の流下,粘性圧縮を考慮し,積雪温度,含水量,積雪密度,汚れ粒子濃度の鉛直分布の時間変化を計算する.モデルに現れる物理量のパラメータ化は,アルベード,熱伝導率,濡れ雪の圧縮粘性係数について,従来の方法に改良を加えた.特に,アルベードは汚れや含水による低下の効果を考慮した.
日本雪氷協会月報
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