2022 年 2022 巻 9 号 p. 135-154
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⼩論の⽬的は、「神話」を多くの⼈々が根拠もなく信じていて、当たり前のものとして⽬に映るようになっている事象という意味で⽤いながら、⼆次制作の周りに漂う神話の⾃⼰強化や刷新を分析することで、⼆次制作とそれを元にしたサブカルチャー産業を神話という観点から考察することである。⼆次制作に降りかかった著作権問題から、⼆次制作は「安全だろう」と信じられてきた神話の刷新と、「著作権に厳しい」という神話をネタとした⼆次制作の戯れを主として、神話という視点から⼆次制作の状況を論じている。
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