工学院大学大学院工学研究科建築学専攻
工学院大学建築学部まちづくり学科
2016 年 41 巻 237 号 p. 31-37
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本研究は,岩手県宮古市に所在する中規模事務所建物における太陽光発電システムの省エネルギー性と災害時の電力自立性を評価するものである。前報では,電力使用量,太陽光発電量などの年間計測から電力削減効果を評価するとともに,電力使用特性を概観した。本報では,実測データに基づき電力使用量と外気温度の関係から非常時の電力使用を仮定し,地震発災後3日間(72時間)における電力自給率の試算から,防災拠点としての機能性を予測した。
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