公衆浴場の衛生管理の指標としてレジオネラ属菌が注目されているが,これ以外にも非結核性抗酸菌,化膿連鎖球菌,緑膿菌などの菌が多く存在し,感染症へ罹患することが考えられるので,浴槽水の水質管理基準が規定されている。ところが浴槽に入浴する入浴行為や入浴者数によって浴槽水のKMnO4消費量,TOC濃度,濁度を指標とした数値がどの程度になるのか,また,どの程度の浴槽水の汚れの時にろ過処理をすべきかについて具体的な検討がなされていない。そこで文献の原単位を活用して理化学的な評価を行い,入浴行為と入浴者数によって浴槽水の汚染の程度を予測して,汚染量を明らかにした。
鉛直流入方式のディフューザを有する温度成層型蓄熱槽について、槽内鉛直温度分布の推移を予測するための槽内混合モデルのモデルパラメータとディフューザや槽の形状・サイズなどの設計条件との関係を整理して予測精度を向上させるとともに、蓄放熱サイクルの蓄熱性能の予測のために、取水側ディフューザにおける取水モデルを検討し、実験とCFDにより予測精度の検証を行った。