空気調和・衛生工学会 論文集
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学術論文
  • 本郷 智大, 大塚 雅之
    2020 年 45 巻 275 号 p. 1-8
    発行日: 2020/02/05
    公開日: 2021/02/05
    ジャーナル フリー

    節水形大便器に普及に伴い,大規模建物の専用部から共用部での排水横管において搬送性能の低下を招き,停滞した汚物等が排水管内で詰り,トラブルに繋がることが懸念されている。本研究では,管内に停滞した汚物に対し,大便器からの後追い排水が加わる場合に,排水横管内の搬送性能へどの程度影響を及ぼすか,すなわち大便器からの後追い排水が与える効果を把握することを目的とする。具体的には,大口径の排水横管内に代用汚物を停滞させ,上流側からの洗浄水量や排水管接続継手の流入条件等の諸条件を変化させ,節水Ⅰ形,節水Ⅱ形の大便器を用いて後追い排水を行った際の影響を確認し,排水横管の搬送性能を向上するための要因を捉えた。

  • 前田 信治, 福井 啓太, 岡田 誠之, 金津 文夫
    2020 年 45 巻 275 号 p. 9-15
    発行日: 2020/02/05
    公開日: 2021/02/05
    ジャーナル フリー

    屋根面から集水する雨水は建物の周辺環境,階高,屋根面の材質などによって集水水質が大きく異なることが予想される。そこで雨水集水の水質の把握が必要となってくる。 気象関係の雨水の水質は集水後の数値でないため,情報を直接活用することができない。そのため,雨水集水は実測によって数値を把握しなければならない。そこで,集水場所として住宅のトタン屋根を対象として測定を行った。結果については初期の降水量を排除する量は降水量 1mm 程度で十分である。また,初期の降水量の指標とする水質項目は最も計測しやすく,水質を評価することできる電気伝導率とした。

技術論文
  • 傾斜壁の解析を例として
    許 雷, 足達 嘉信
    2020 年 45 巻 275 号 p. 17-23
    発行日: 2020/02/05
    公開日: 2021/02/05
    ジャーナル フリー

    BIM の仕様 IFC が 2013 年に国際標準化され、IFC データの直接利用により、建築各分野における解析や計算は効率的に行われ、設計・施工・維持管理への応用が増えてきている。空調負荷計算や熱流体シミュレーション等の解析において、壁など建物要素の幾何形状と空間位置の把握は重要である。本研究では、IFC2x3 の仕様書に基づいて、IFC クラスのツリー構造、BIM データ連携の基礎である IfcProduct の 3 次元幾何形状情報表現の仕組みを紹介する。また、BIM ソフトウェアを用いて傾斜壁の実例を作成する。出力した IfcWall データより、IfcExtrudedAreaSolid クラスで定義したソリッドモデルの幾何形状・空間位置の計算手法を紹介する。

  • 第1報−企画・計画段階~運用段階へのLCEMツールの適用と実測との比較
    篠田 拓也, 中田 達也, 木幡 悠士, 三野 洋介, 渡邊 剛, 柳 正秀
    2020 年 45 巻 275 号 p. 25-32
    発行日: 2020/02/05
    公開日: 2021/02/05
    ジャーナル フリー

    本研究は事務所ビルを対象に,LCEM ツールを用いて一貫した評価指標及びシミュレーションツールでエネルギー評価を行い,各フェーズでのエネルギー評価を行うとともに,運用段階での BEMS 等を用いた実測との比較から,シミュレーションの妥当性の確認及びシミュレーションにおける課題の把握を行い,ライフサイクルエネルギーマネジメントに必要な知見を得ることを目的とする。本論では,対象となる実建物の概要,企画・計画,設計,施工,運用段階の各フェーズにおける空調システムエネルギーシミュレーションの概要及び計算結果,運用段階の実測における計測項目及び計測結果を示し,両者の比較からシミュレーションの有効性及び課題を確認した。

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