主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
大学施設にはその建物規模から多くの空調機器が設置されており、北海道大学でも2000年代に入りGHP(ガスヒートポンプ)空調機器の台数が急激に増加している。その耐用運転時間は約30,000時間と言われており、本学では導入時期から平成27年度以降に更新対象となる機器数が大幅に増加することになる。しかし、現在提案されているGHP空調機器整備計画では、使用実態を考慮した最適な整備計画を立てるには至っていない。 そこで本報では、北海道大学内の施設におけるGHP空調機器のガス消費特性およびその負荷率の分析を行う。