主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
無線人感センサを用いて在席/離席を判断し、T/A吹出口からの吹出し風量を可変させるタスクアンビエント空調システムの夏期における①室内温熱環境実測調査、②空調制御特性調査、③温冷感と快適性に関するアンケート調査、④省エネルギー性の検証の結果について報告した。その結果、タスク気流により設定温度を高くしても快適性が向上することが分かった。そして、空調の設定温度を高くすることで85%のエネルギー量を削減できることがわった。ただし、空調の制御方法について改善の必要性があることもわかった。