エネルギー管理において、計測の重要性は認知され、膨大な計測データが蓄積されてきている。この膨大なデータからエネルギー分析や運転状態の把握が行われ、運用改善や設備更新計画が検討されている。しかしデータ量が多すぎることによって計測、制御、監視、分析、診断、評価の一連の過程において欲しいデータをすぐに見つけられない状況が往々にしてある。今回熱源コントローラを作成するにあたり、プログラム作業効率の向上と、データを計測から評価までを透過的に扱うためにTSC 21 ネーミングコードを利用したので、その実例を示す。