空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 第2巻 蓄熱・熱源システム 編
セッションID: B-64
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セントラルと個別分散方式併用空調システムの設定室温差がエネルギー消費量に及ぼす影響
*河路 友也一瀬 茂弘
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抄録

ペリメータゾーンに個別分散、インテリアゾーンにセントラル方式の空調システムが導入されている実建物をモデルとして、各ゾーンの設定温度とゾーン間換気量を変化させた場合のエネルギー消費量の変化について、BESTプログラムを用いて検討を行った。個別機器のCOPの方が高かったため、ペリメータの設定室温をインテリアよりも低く設定し、かつゾーン間換気量を増大させるほど、建物全体の空調用電力消費量が削減される結果となった。

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© 2016 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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