雨水の冷却利用による太陽光発電の効率向上に関する研究　（その１）システム概要と実測評価

抄録

限られた敷地でZEBを目指すためには、太陽光発電の効率を向上させることが有効である。一般的な太陽光パネルは、日射熱によるモジュールの温度上昇が、発電効率を低下させる。そこに、天然の蒸留水である雨水を散水し、冷却することが考えられる。本報では、そのシステム概要を提示し、長期間の実測評価を行った。