主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成29年度空気調和・衛生工学会大会(高知)
開催地: 高知
開催日: 2017/09/13 - 2017/09/15
潜熱蓄熱材は、設置量や相変化温度の設定により蓄・放熱特性が大きく変化するため、PCMの冷却・加熱特性を把握し最適条件を求めるには、PCMの冷却・加熱特性を予測できるシミュレーションプログラムが必要となる。そこで本研究では、相変化時に変化する熱伝導率を考慮したPCMの冷却・加熱特性予測方法を提案し、PCM温度を予測して実験値と比較した。その結果、計算値は実験値の温度変化の傾向を比較的良く表現していることが確認でき、本予測方法の有効性が確認できた。