空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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平成29年度大会(高知)学術講演論文集  第7巻 空気質 編
セッションID: B-49
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在室者から発生する汚染質の評価手法に関する研究 (その8)在室者の体臭制御が臭気評価に及ぼす影響と非容認率の統計的推定モデル
*吉本 梨紗山中 俊夫竹村 明久甲谷 寿史桃井 良尚相良 和伸
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キーワード: 体臭, 主観評価, 非容認率
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抄録

本報では嗅ぎ窓式無臭室法により在室者を発生源とした空気汚染質の暴露実験を行い、在室者の体臭制御が主観評価に与える影響および在室者と外来者の評価の違いについて検討を行うとともに、少人数による複数回評価のデータの信頼性について統計的に分析し、非容認率の確率的予測手法について提案を行った。その結果、6名3回の繰り返し評価と18名1回の評価ではデータの信頼区間の差が大きく、代替可能とは言えないということがわかった。

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© 2017 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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