主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成29年度空気調和・衛生工学会大会(高知)
開催地: 高知
開催日: 2017/09/13 - 2017/09/15
チャンバー実験により、木材の乾燥方法と湿度がVOC発生に与える影響を明らかにする。また、実測調査により、木材から発生するVOCが室内空気質に与える影響を把握する。チャンバー実験の結果、高温乾燥を施した木材からは酢酸の発生が多く、セスキテルペンの発生が少なかった。高湿度環境では全体的にVOC発生が多かったが、セスキテルペンの発生は少なかった。実測調査により、内装に木材を用いると室内のテルペン類濃度が高くなることがわかった。