空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
Print ISSN : 1880-3806
ISSN-L : 1880-3806
平成29年度大会(高知)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編
セッションID: I-39
会議情報

オフィスビルにおける温熱環境と着衣量に関する研究
*新谷 裕太リジャル H.B.今川 光
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

FRモード・CLモード時には着衣量における男女差はみられなかった。一方で、秋のHTモード時には女性が男性よりも服を少し多く着込む傾向がみられた。 クールビズ・ウォームビズ推奨後は、推奨前と比較すると夏季・冬季共に着衣量が減少している傾向にある。これは、オフィスにおける執務者の服装調整が容易になったためと考えられる。 着衣量と外気温度は負の相関関係があり、執務者は外気温度に合わせて着衣量を変化している。 オフィスでは、室内環境を調整することで、外気温が着衣量に与える影響を少なくすることができる。

著者関連情報
© 2017 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top