主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成30年度空気調和・衛生工学会大会(名古屋)
開催地: 名古屋(大同大学 滝春キャンパス)
開催日: 2018/09/12 - 2018/09/14
町家のある街区では空地の連担によって風通しを確保し、夏期の快適性が維持されてきた。京都市では都市計画法に基づく建築高さ規制が定められているが、それに伴う建て詰まりによる空地の減少、既存不適格建築物や建築高さの格差が風の流れを乱していることが予想される。本報では、風洞実験を通して風環境の改善に有効な建築高さと空地の関係を検討する。適切な空地の連担のあり方や高層建築の影響を緩和する都市形状を模索することで都市全体の環境改善を目指す。