空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編
セッションID: F-9
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東海地方における入浴習慣と浴室傷病事故の予防に関する研究
*河原 ゆう子伊藤 久敏
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抄録

東海地方における冬期の入浴習慣と浴室事故による死亡リスクとの関係を調査した。その結果、事故死亡リスクタイミングは、入浴頻度よりも食事や睡眠のタイミングとの相関が高く、浴室で事故が起こったとき、家族が気づくか否かが生死に影響することがわかった。また、入浴事故に関する知識や経験は、入浴事故の当事者意識を高めることとなり、事故予防のため行動変容を起こす動機づけになっている可能性があると考えられた。

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© 2018 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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