実験集合住宅における『ウェルネスZEH』の検討と提案

抄録

本研究は、省エネルギーで且つ居住者の健康にも配慮した住宅として『ウェルネスZEH』という概念を提案し、シミュレーションによりその実現性を評価した。冬季において、常時床暖房を使用した場合、室内空気温度は18～21℃の間となり、室移動に伴う移動温度差も小さくなった。またBEI=0.6となり、『ウェルネスZEH』を達成した。