空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編
セッションID: E-20
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夏季及び冬季の睡眠の質の向上をもたらす寝室温熱環境に関する介入調査
*浅倉 弘尭伊香賀 俊治志波 徹藤本 祐子中島 侑江白石 冴香松本 実紗
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抄録

不眠症などの睡眠障害は、社会や健康に深刻な被害をもたらすことが報告されている。 本研究では、寝室の温熱環境が睡眠に及ぼす影響を検討することを目的とした。 我々は、夏季及び冬季の睡眠の質の向上をもたらす寝室の温熱環境に関する介入調査を実施した。調査は、2017年の夏季と2018年の冬季に集合住宅で実施された。 その結果、夏季は、温度が低下し、一部の人々の睡眠効率が上昇した。 しかし、冬季は、湿度が低下し、全体の睡眠効率が低下した。

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© 2018 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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