主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成30年度空気調和・衛生工学会大会(名古屋)
開催地: 名古屋(大同大学 滝春キャンパス)
開催日: 2018/09/12 - 2018/09/14
2010-2014年の住宅における温熱環境測定及び申告調査のデータを用いて、過度な暖房使用割合を、外気温を独立変数としたロジスティック回帰式を用いて分析を行った。この分析から、過度な暖房使用割合はどの外気温帯でも0.01以下であり、既報で明らかにした過度な冷房使用割合と比較して少ない傾向であった。冷房と暖房のエアコン使用では時間あたりのエネルギー使用量などにばらつきがあるものの、過度な暖房使用によるエネルギー使用は削減余地がほぼないことが示唆された。