主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 令和元年度空気調和・衛生工学会大会(札幌)
開催地: 札幌(北海道科学大学)
開催日: 2019/09/18 - 2019/09/20
本報では、LCEMツールを用いてGSHPを含む中央熱源システムのモデル検討を行った。地中熱交換器周りの境界を断熱境界にし、GSHPの稼働時間を昼間のみ稼働することを基本条件としてケーススタディを行った。その結果、冷却塔を積極的に使用することにより、高効率を維持しつつ地盤温度上昇を5年間で約0.3℃に抑制できた。また、1日の稼働時間を6時間に抑えることで、残りの時間を地盤蓄熱の回復に充てることができ、5年後の地盤温度上昇を約0.7℃に抑制することができた。