主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 令和元年度空気調和・衛生工学会大会(札幌)
開催地: 札幌(北海道科学大学)
開催日: 2019/09/18 - 2019/09/20
本報では前報で定義した受熱量比(以下TDR)を用い、自然対流を考慮した夏季における熱源温度の変動を簡便に計算可能なモデル(以下TDRモデル)を作成する。TDRモデルでの計算に必要なパラメータ(混合層厚さ、TDR)は、CFD解析結果を基に決定する。また、既往モデルとの比較から、TDRモデルの妥当性を検討するとともに、放熱量や貯留水の水平面積、貯留水の深度を変更したケーススタディにより熱源温度の挙動を確認し、貯留水ヒートポンプシステムの省エネルギー性を定量的に評価する。