主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 令和元年度空気調和・衛生工学会大会(札幌)
開催地: 札幌(北海道科学大学)
開催日: 2019/09/18 - 2019/09/20
本研究ではTABSを採用したSビルにて運転条件を変更しながら竣工後2年間の実測調査を行った。ISOに掲載されている計算方法を用いて算出した送水温度の計算値と実測値の比較から、2018年は2017年よりも室内負荷に対して適切な運転だったことが分かった。また計算値と実測値に乖離があった場合でもアンケート調査結果は良好だったため、快適な室内環境を作るには負荷と温度の変化を考慮し、給水を分割して室内温度の変化幅を調整することが有効であると示された。