空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第1巻 給排水・衛生 編
セッションID: A-30
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公共トイレにおける衛生器具適正数検討に関する研究 (第2報)占有時間の施設用途、便座機能等における比較とモデル式による分布形推定
*高橋 未樹子木下 芳郎疋田 篤史
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抄録

建築計画において衛生器具数の算出には「SHASE-S206-2009の適正器具数算定法」が用いられることが多い。しかし近年はトイレの利用形態が変化し、算定法通りに器具を設置しても足りないという問題が起こることがある。そこで本研究は、オフィス、大学、鉄道駅、国際空港のトイレで利用時間帯、回数、占有時間を調査し、施設用途や便座機能などによる比較分析を行った。また、滞在人数に対するトイレの利用割合についても報告を行う。更に、占有時間の分布をモデル式で表すことも試みた。

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© 2020 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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