主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 令和2年度空気調和・衛生工学会大会(オンライン)
開催地: オンライン
開催日: 2020/09/09 - 2020/09/30
本研究では、熱融通による省エネルギー効果を評価するにあたり、熱源台数の削減による運転効率の向上に起因するケースに着目した。これまでの検討で構築した最適化シミュレーション手法を用いて、熱源容量と建物熱負荷の観点から熱融通効果の要因を考察した。そして、部分負荷特性の悪い熱源を利用する2棟の冷房負荷を対象とした場合において、熱融通による電力削減率を簡易的に評価する方法を提案した上で、効果的な建物条件の傾向について検討した。