空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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令和3年度大会(福島)学術講演論文集 第2巻 蓄熱・熱源システム 編
セッションID: B-22
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エネルギー貯蔵ツールとしての濃度差エネルギーの可能性と課題
*間宮 尚
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抄録

2050年の温暖化ガス排出削減量の目標値が100%に引き上げられた。電力品質を維持しつつ再エネを導入するには、需給バランスを調整ための電源確保とエネルギー貯蔵が鍵である。蓄電池と水素に加え、熱エネルギーの貯蔵も不可欠であり、濃度差エネルギーによる長期貯蔵を検討した。 地域エネルギー供給モデルとして高効率ガスエンジンとジェネリンクから構成される熱源をベースラインとして設定し、余剰廃熱を濃度差エネルギーで貯蔵する効果を定量把握した。

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© 2021 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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