高負荷データセンターの省エネルギー運用方法に関する研究　（第２報）改良ＣＦＤモデルを用いた高負荷サーバーラックの熱環境解析

抄録

高負荷、高密度化したサーバールームの冷却システムの省エネルギー運用方法の確立は重要な課題である。サーバールーム内の気流の不均一性をCFD で検証するためには、サーバーラックを、CFD 上でどのようにモデル化するかが重要である。本研究では、サーバーの通風抵抗の推算方法を検討してサーバー内蔵ファンのPQ特性とともにCFDモデルに反映した。さらに、高負荷ラックの運用を想定したサーバールームの熱環境解析に適用し、実測値と比較検証した結果を報告する。