空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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令和3年度大会(福島)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編
セッションID: D-33
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窓開閉による自然換気量増加が室内温熱環境に及ぼす影響
*堤 あかね李 時桓岡村 晃近藤 志樹
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抄録

コロナ禍の中,室内空間における感染リスクを低減するためには,適正換気量を確保することが有効であると言われている。室内温度差がある場合,窓開放による漏気によって室内換気量を増加させることは可能である。そこで本研究では,窓開放による換気量増加がどの程度室内温熱環境に影響を及ぼすのか実測により明らかにした。結果として,夏季において高さ2mの窓を0.02m開けることで30m3/hの換気量を確保できた。また,窓の開口幅を増やすと換気量は増加するが温熱環境は悪化した。

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© 2021 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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