色材協会誌
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基礎塗装講座(第I講)
塗装概論
坪田 実
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2012 年 85 巻 1 号 p. 32-38

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抄録

塗装方法は直接法と噴霧法に大別できる。液体,粉体を問わずいずれの塗料も塗装時,あるいは塗装後に流動して,塗膜を形成する。ここでは,液体塗料の流動性の基礎を解説し,塗料が有する降伏値の求め方や,塗装時に受けるずり速度の計算法を示す。さらに,レベリング,ハジキなどの流動現象には表面張力の寄与が大きいことを示した。

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© 2012 一般社団法人 色材協会
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