大阪大学大学院人間科学研究科
2016 年 89 巻 1 号 p. 11-16
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
人間の視覚により知覚される主観的現実が物理的現実とは異なる場合がある。この現象は錯視と呼ばれる。この論文では日常生活に潜む錯視を視覚心理学の観点から論じる。錯視を積極的に活用している文化の代表格は化粧と服装(ファッション)であり,この分野での実証的・定量的研究を解説する。また,服装におけるバイカラー錯視,大きさ対比の錯視,アモーダル補完の錯視など,および服装以外の商品・製品における同化のデルブーフ錯視の例を紹介する。
顔料塗料印刷インキ
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら