日本シルク学会誌
Online ISSN : 1881-1698
Print ISSN : 1880-8204
ISSN-L : 1880-8204
第55回日本シルク学会研究発表要旨集録
繰糸方法の違いによる生糸の性状(II)
高橋 耕一中島 健一
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 16 巻 p. 140-141

詳細
抄録
繰糸機の歴史は諏訪式座繰り機から多条繰糸機、自動繰糸機へと発達を遂げていった。諏訪式座繰り機と多条繰糸機は一般的に自動繰糸機よりも繰糸張力が低いとされ、これが織物の風合いにも影響するものと考えられている。これらの3機種で繰糸された生糸を比較した場合、どの程度糸質に違いがあるのか、今回比較検討したので、その概要を報告する。
著者関連情報
© 2007 日本シルク学会
前の記事 次の記事
feedback
Top