日本シルク学会誌
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技術論文
乾式解繊を用いたカイコ繭繊維不織布の作製
田中 英樹 , 関 俊一
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2026 年 34 巻 p. 33-37

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抄録
乾式解繊法は,紙や布を繰り返し叩き,衝撃力を加えることで繊維に分離する方法である.本研究では,カイコ繭を乾式解繊法により処理し,セリシンを保持した短繊維を得た.さらに,繊維を堆積してウェブを形成し,加湿および熱プレスを行うことで不織布を作製した.不織布構造内では,溶解したセリシンが繊維間のバインダーとして機能していることが確認された.また,これらの不織布の吸湿量および保湿量は,コットン不織布の約1.5倍であることが示された.
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© 2026 日本シルク学会
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