2021 年 2021 巻 1 号 p. 9-12
内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は,総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して,府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより,科学技術イノベーションを実現するための国家プロジェクトである.自動運転については,SIPとして取り組むべき課題の一つとされ,交通事故の低減,交通渋滞の削減,過疎地等でのモビリティの確保,ドライバー不足の解消等を目的として,全ての国民が安全・安心に移動できる社会の実現を目指して取り組んでいる.SIP第2期(2018~22年度)は,「自動運転(システムとサービスの拡張)」として,SIP第1期「自動走行システム」(2014~18年度)の成果も踏まえ,Society5.0の実現への貢献も視野に,自動運転の実用化の領域を拡大するため,インフラ協調型自動運転システムの実現に向けた協調領域の研究開発,実証実験等に取り組んでいる.