関東中央病院皮膚科
東邦大学大橋病院皮膚科
都立府中病院皮膚科
1986 年 1 巻 p. 91-95
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当院22年間で切除した母斑ないし小色素斑438個を臨床像と組織像で検討した結果, ElderらおよびNIHの設けた定義に相当するdysplastic nevusは4個あった。これらの組織所見では, 表皮真皮境界部にmelanocyteの胞巣形成が顕著であった。悪性黒色腫の前駆症状といわれるdysplastic nevusであるが, これを臨床形態のみで診断がつくか試みたが, 困難であった。
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