熊本大学皮膚科学教室
1991 年 6 巻 1 号 p. 20-24
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ThymidineのanalogueであるBrdUはS期細胞に取り込まれる。抗BrdUモノクローナル抗体を用いて免疫組織学的にこのS期細胞を検出できる。基底細胞癌をモデルにin vitro法により, このBrdU法でその増殖様式を検討した。その結果, BCCはBrdU陽性細胞率が4.0%~13.0%を示した。またBCCの増殖においては, 最外層細胞が主としてその役割を担うが, 裂隙を生じた胞巣では, その役割は減少・消失することが明らかとなった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら