皮膚
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色素沈着症に対するエラグ酸配合製剤の有用性評価
横山 美保子伊藤 祐成
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2001 年 43 巻 4-5 号 p. 286-291

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抄録

エラグ酸を有効成分とする製剤を, 肝斑, 炎症後色素沈着, 雀卵斑, 老人性色素斑を有する女性70名を対象に, 1~3ヵ月連続使用した。その結果, 本製剤の有用性は, やや有用以上が, 肝斑では73.3%(11/15), 炎症後色素沈着では95号8%(23/24), 雀卵斑では33.3%(6/18), 老人性色素斑69.2%(9/13) で, 雀卵斑以外は使用1ヵ月で有意に改善効果が現れた。悪化や周辺部の脱色等の重大な副作用は全く認められなかった。本結果より, エラグ酸配合製剤は, 肝斑や炎症後色素沈着等の色素沈着症に対して, 安全で効果が高いものと考えられた。

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© 日本皮膚科学会大阪地方会
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