素粒子論研究
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複素座標スケーリング法による^6Heのクーロン崩壊反応の解析(Coulomb dissociation,IAS,SHE,不安定核の構造と反応,研究会報告)
明 孝之青山 茂義加藤 幾芳池田 清美
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2000 年 102 巻 2 号 p. B44-B48

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抄録

我々は^6Heの3体クーロン崩壊反応を解析するにあたり複素座標スケーリング法を利用していく。今回はエネルギー固有値の分離と、2^+共鳴状態へのE2遷移量に関してのみの報告であった。今後の予定としては、ECM型の波動関数をJ^π≠0^+にも取り入れ、連続状態も含めた1^-,2^+の2、3体状態への遷移量を見積もる事である。その際には全体の和則値に対しても各終状態への遷移量がどの程度の寄与を担うのかを調べていく。また、基底状態のハロー構造と遷移量との相関も調べる予定である。

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